ぴろりのくせになまいきだ。

世間に平和はおとずれなぁい

KEEB_PD_R209の写真の話

まえがき

この記事は、KEEB_PD Advent Calendar 2024の記事です。
KEEB_PD 2024 Advent Calendar 2024 - Adventar
前の記事はalgさんの記事でした。両方とも1キーのキーボード(?)でしたね。

この記事は去年の記事のテンプレートをそのままにして書いています。
去年の記事はこちら
piroriblog.hatenablog.com

自己紹介

ぴろりどんといいます。主にX(旧Twitter)にいます。
一昨年(2022年)の夏くらいから自作キーボードを作り始め、いつの間にか設計までするようになってしまっていました。
主に40 %サイズのキーボードを設計し、設計したキーボードにはロータリーエンコーダを必ずと言っていいほどつけています。
そのうち今年設計したキーボードをまとめた記事は書く予定です。

昨年設計したキーボードのまとめ記事はこちらです。
piroriblog.hatenablog.com

そもそもKEEB_PDとは?

毎週日曜日の19:00~21:00に、いい感じのキーボードの写真をX(旧Twitter)に投稿するイベントです。
例えば、以下のような告知がなされ、ルールに則って写真を投稿します。

私も新しいキーボードを作ったり、新しいキーキャップが届いたりして見せびらかしたいときに投稿させていただいています。
皆さんのキーボードを見る良い機会でもあり、投稿しないときでも楽しく見させてもらっています。

今年それなりに撮れたと思っている写真

第209回(8/4)開催のKEEB_PDに投稿した写真です。

第209回(8/4)開催のKEEB_PDに投稿した写真

多分初優勝した回です。今年の年始くらいにマットアクリルの積層ケースのキーボードを設計していたのですが、このキーキャップ(X-Ray*1 )を見たときに、合わせるしかねえ! と思って買ったので、るんるんしながら写真を撮りました。

以下、この写真に関する情報です。

キーボード

  • Keyboard: floes46
  • Switch: Durock Sea Glass
  • Keycap: PBTfans X-Ray

カメラ

Google Pixel 7

撮影環境など

室内でレースカーテンの自然光越しに撮影したものです。
やや光が多めに入るようにしています。

このキーキャップなんですが、見た目の良さ・面白さを写真で表現するのが非常に難しかったのをよく覚えています。
キーキャップの構造としては、白い内側の成形部材に透明の成形部材が覆いかぶさったような構造をしているのですが、普通に撮ってしまうと、あまりそのことが伝わりにくいと思いました。
例えば、最初は暗所でキーボードを光らせて撮影していたのですが、コレジャナイ感がありました。

暗所で光らせてみた図

そこで、ほぼ逆光となる位置から多めの光が入るように遮光カーテンを開けて、透明のシェルが目立つような角度から撮影しました。
我ながらうまく質感を表現できたのではないかと思っています。

撮影はPixel 7で、2倍にして撮影しています。

キーボードに関するコメント

キーボード本体

キーボード本体についての詳細は、以下の記事をご覧ください。
piroriblog.hatenablog.com

めっちゃ光っているサムネイルが表示されている記事を紹介しながら言うセリフではないのですが、会議室でメモを取るために設計したキーボードです。
オーソリニア(格子状配列)を基調としながら、親指キーの位置を私の手の置き方の癖にあわせて調整した配列としています。
ケースはマットアクリルの積層ケースで、端面を一生懸命磨いてレーザー加工後のギラギラ感を消しています。

お約束的にロータリーエンコーダがついていますが、これはカーソルキーなどとして使っています。
会議室でメモを取るときには、前に書いたものに追記したりする場面も多いと思いますが、この際にカーソルキーにすぐアクセスできると、メモの編集が高速で行えます。

スイッチ

前の記事にも書いたのですが、個人的にはSea Glass*2はかなりお気に入りのスイッチの一つです。
特に、今回の「会議室で使う」という目的からすると、音が大きくないことが重要です。
Sea Glassは静音スイッチほどでないにせよ、音量はかなり控えめな部類ですので、皆さんもぜひ試してみてください。
色もかわいくて素敵です。
軽めでプログレッシブスプリング搭載という実は変なスペックである点も要チェックです。

キーキャップ

上述したようにX-rayです。
現在もこのセットアップのまま使っています。
ぱっと見なんだか全体的に白いキーボードに見えるので、変なキーボードを使っていることがばれにくいようです。この間クライアントとの対面での会議でメモを取っていたのですが、目をつけられることはなかったようです(?)

普段はこのキーボードはデスク上に飾っておいて、たまに眺めてにやにやするやつをやっています。

まとめ

透明な被写体はその良さを表現するのが非常に難しいと思いました。
スマホのカメラでは表現に限界があることは感じつつあるのですが、カメラ沼は怖いのでもう少しスマホで粘ろうと思います。

ここのところ、半透明、透明のキーキャップが増えてきているな、というのを感じています。
個人的にはこのあたりがめっちゃ良いとは思うんだが何につけるんだ? となって購入までには至らなかった/至っていないキーキャップです。
[GB] AIR series Keycap Set / Air-Ratioshop.yushakobo.jp
Asimov Cherry Profile Transparent Keycapsshop.yushakobo.jp
Mountain Teal AMBER Keycapsshop.yushakobo.jp

このあたりのキーキャップを見ていると、やはりまたアクリル積層のケースを設計するか……? という気持ちが湧いてきてよい(よくない)ですね。
やはりスケルトンは良いものです。

この記事は、最近設計したTochka52で書きました。

次の記事は、現状ではぱぱパンダさんの予定です。
KEEB_PD 2024 Advent Calendar 2024 - Adventar

*1:現在アルチザン以外は売り切れですが…… PBTfans X-Rayshop.yushakobo.jp

*2:Durock Sea Glass Switches / Linear