ぴろりのくせになまいきだ。

世間に平和はおとずれなぁい

パタポンはいいぞ

パタポン』というゲームをご存知でしょうか。

自分で初めてゲームハードを買ったときに一緒に買ったのがパタポンだったので、個人的には思い入れの深い作品です。
パタポンは無印、2がPSPで出ており、無印はPS4にも移植されています(3なんてなかった、いいね?)。
発売元はソニー・コンピュータエンターテインメントジャパンです。

この記事を書くにあたって基本情報を確認しているのですが、2007年12月に無印発売という文字列を見て例のプーさんの顔をしています。
当時中学生くらいだったはずなので当然と言えば当然なのですが、それなりにショックを受けています。

ちなみにですが、PSPを買うときにもう一本迷ったソフトがあったのですが、それが『勇者のくせになまいきだ。』でした。
結局そのあと買ったのですが、どちらもいいソフトでしたね。


さて、どのようなゲームかといいますと、公式のジャンルとして「コマンドカーニバル」となっています。
なんのこっちゃというと、プレイヤーは神様であり、○✕□△のボタンに対応した太鼓を音楽に合わせて叩くことで、「パタポン」という謎の生物に指示を出す、ということになっています。
音楽は四拍子で、プレイヤーが太鼓を叩く小節と、パタポンたちが行動する小節、とを繰り返しながら、2Dスクロールのステージを進んでいきます。

狩りをしたり敵キャラと戦闘したり要塞を攻略したりボスモンスターを倒したりしながら物語が進行していきます。

パタポンという生物は、1つ目のそれこそミ○オンのようなキャラクターデザインをしており、おそらく狩猟民族をイメージして世界観が作られています。
完全に2Dなので、比較的可愛らしいデザインとなっています(検索してみてください)。
パタポンたちですが、種族のようなものがあるようで、それぞれ姿がかなり異なります。
種族ごとに得意なことが異なり、移動が速い、力が強い、クリティカルが出やすい、火に強い、眠らない、等々の性質をそれぞれ持っています(書いてて思いましたがまるでピ○ミン)。
拾ってきた素材からこういった個性的なパタポンを生み出すことができます。たのしい。


このゲームの面白いところは、先述したようにプレイ中に○✕□△以外のボタンをほぼ使わない点だと思います。
神様として音楽に合わせてリズムよく太鼓を叩くだけです。
アクションでもコマンド選択型のRPGでもなく、シュミレーションでもない、独特なゲームシステムとなっています。
強いて言うなら音ゲー+アクティブタイムバトル、みたいなシステムでしょうか。

この太鼓による『コマンド』により、パタポンたちがそれに合わせた行動をしてくれます。
それぞれ個性があり、わらわらと動いてくれている様はかわいいものです。
コマンドとしては、前進、攻撃、防御、退避、などがありますが、状況に応じた適切なコマンドをリズムに合わせて入力していく必要があります。
ちなみにボス戦は適当なことやってるとわりと死にます。思ったより油断なりません。

音楽ですが、なんというか個性的です。
聞けばわかりますが以外と頭から離れません。
民族風といえばそうなかもしれませんが、とりあえず聞いてみればわかります。
わりとノリノリで太鼓を叩ける音楽となっております。


キャラの生成やボス戦攻略、豊富なミニゲームなど思ったよりやりこみ要素はあります。
無印は50時間くらい遊びましたし、2は80時間くらい楽しみました(3なんてなかった、いいね?)(大事なことなので2回言いました)。

ずっとパタポン4を心待ちにしてるのですが、なかなか出る気配がありません。
パタポン4待ちでPS Vitaを買ったと言っても過言ではないというのに出る気配がありません。
エイプリルフールネタでパタポン4が出るよ!という個人ブログに騙されるくらい待っているのに出る気配がありません。かなしい。


ということでなかなか個性的で楽しいゲームですし、PS4版はだいぶ安くなっていると思いますので未プレイの方はいかがでしょうか。