ぴろりのくせになまいきだ。

世間に平和はおとずれなぁい

カルボナーラはクリームソースではなかったようだ

界隈で(?)話題となっている(?)、新婚旅行でイタリアに行ったときに不倫したイタリア人から教えてもらったらしいカルボナーラの作り方にインスパイアされました。
元ツイートは見当たらなかったので出典がなくて申し訳ありません。

ちなみに、間違っても「不倫 カルボナーラ」で検索しないほうがいいです。
押すなよ押すなよではなく本当にやめたほうがいいです。



このカルボナーラの作り方、まとめると、

1. 塩多めでスパゲッティを茹でる
2. 全卵とパルメザンチーズ(20-30 g)と炒めたベーコンと和える

というだけの簡単なものです。


まあしかし、そのままやるのも芸がないと思って色々アレンジして作った結果、「あーそーゆーことね完全に理解した」状態になったのでご紹介します。

(アレンジしようと思った最大の理由は、その昔、釜玉パスタなる商品があって、乾燥ベーコンとチーズに茹でたパスタと生卵をまるっと入れるというものだったのですが、卵の生っぽい感じとカラザ(黄身についてる白いアレ、とても嫌い)の食感がとても最悪で、パスタに生卵の全卵をいれるべからず、と思っていたからです。)

そもそもカルボナーラというと生クリームをいれるクリームソースのパスタというイメージがありますが、それは勘違いだったのかもしれない、と食べてみて思いました。
今まで牛乳と卵の混ぜたやつをパスタと一緒にベーコンを炒めたフライパンに入れ、とろみがつくまで火を入れていましたが、どうもコレジャナイ感があったんですよね。
店で出てくるカルボナーラはたぶんこれだ!となりました。



ということで作り方です。
我流なのでよろしくないところもあるかもしれませんがご容赦ください。


材料(1 人前)

パスタ 1 人前(生パスタだと完全に店の味)
ベーコン 適量(ハーフベーコンなら1 パック)
スライスチーズ 1 枚(無くても可、お好みのチーズでも可)
にんにく 1/2 片(当然チューブで可、1.5 cmくらい)
オリーブオイル 適量(サラダ油でも可)
卵の黄身 1 個分(白身はスープにでも入れましょう)
パルメザンチーズ 20-30 g
牛乳 100 cc(多分これくらい)
塩 少々
胡椒 少々(あらびきが望ましい)


手順

1. たっぷりのお湯をわかし、パスタを茹でる(乾麺の場合は塩を少し入れる)
2. ボウル(ガラスが良い)に卵の黄身(カラザは取る(ここ重要))、パルメザンチーズを入れておく
3. オリーブオイルをフライパンにひき、潰したにんにくを入れ、にんにくの香りがたつまで弱火で炒める
4. 細切り(5 mmくらい?)にしたベーコンを色がつくまで中火〜弱火で炒める
5. 弱火にしてスライスチーズを入れ、少しとかす
6. 牛乳を少しずつ入れ、チーズを均一に伸ばしていく
7. 牛乳を入れ終わったらしばらく火にかけ、端が泡立ってきたら胡椒をふり、火を止めておく(入れたチーズが少ないときは少し塩を足す)
8. パスタが茹で上がったらお湯を切り、ボウルに入れる
9. フライパンのソースをボウルに入れ、よく混ぜて盛り付ける
10. 胡椒をふって完成


もとのレシピからすると少し手間がかかっていますが、そのぶん美味しいはずです。
白身を抜いたぶん、水分量が足りないので牛乳を足している形になっているのかなと思います。

ほぼほぼチーズと卵黄なのでかなり濃厚な味がします。
補足で書きましたが、生パスタで作ると完全に店で出てくるカルボナーラに近い味になります。
たまたまスパゲッティを買おうと思ったら、生パスタのリングイネしか残っていなかったので、これでカルボナーラを作ったら幸せになれました。

ちなみにベーコンとかチーズの量と種類はわりと何でも良いかと思います。
お好みで適当に入れてみてください。
冷蔵庫にあったとろけるチーズも適当に入れて作ってみましたが、まあまずいわけがありませんでした。
ブロックベーコンを使ったりパンチェッタを使ったりすると、たぶんもっと美味しいです。


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