ぴろりのくせになまいきだ。

世間に平和はおとずれなぁい

ふしぎなタンバリン

集団の中で生活をしたり仕事をしたりする以上は、必ず人に「お願い」する場面があるなあと最近思うのです。

お願いするうえでは、それに見合った対価を払うというのは一つ大切なことであると思います。
お金は一番わかりやすい例で、何か他の人にしてもらったこと等に対して、それに見合ったお金を支払うということはよくあることかと思います。

その金額が双方にとって「見合っているか」というのはなかなか難しいことですが、それについてはまた別の機会に譲りたいと思います。


ここで考えてみたいのは、金銭のやり取りが発生しない「お願い」です。
日常を思い返してみれば比較的多くあることだと思います。

わたしは最近、様々な人から「お願い」されることが多いのですが、お願いされる立場として感じるところがあるなあと思います。

それはお願いされたときに「イラッとする」か、「やる気になる」か、というところです。

似たような内容のお願いをされているのにイラッとするときもあれば、やる気になるときもあります。


両者で何が違うのかをよくよく考えてみたのですが、「お願いの理由が理解できたか」ということに行き着きました。

理解できないときは、「なんでやらにゃあかんのじゃ」となってしまうわけです。

いきなり「世界を救ってくれ」と言われても勇者だって困ります。
せめて魔王が悪さをしていて民が困っているので倒してほしい、くらいは言ってくれないとわざわざ旅にも出ないでしょう。


人間という生き物は、やることなすことにいちいち理由を求めてしまうものなのでしょうね。

理由さえ分かれば、比較的やる気が出るものだなあと思います。
たとえただのマップの往復であったとしても、そこでメタル系が出現するとなれば勇者も喜んでするでしょう。



ということで、わたしは誰かにお願いするときは理由をきちんと伝えてお願いされる人のテンションを上げようと思います。

タンバリンやらケツやらを叩くよりは、よっぽどテンションが上がるんじゃないかと思います。