ぴろりのくせになまいきだ。

世間に平和はおとずれなぁい

ZenFone 6がたのしい

先日ZenFone 6を購入してこれで一週間はたったので、レビューのようなものを書こうと思います。


それまで使っていたのがAndroid One 507SHでしたが、電池がぼちぼち怪しくなってきたのと、容量不足も相まって動作が怪しくなってきたのと、カメラがびっくりするくらいしょぼかったのと、でぼちぼち買い換えるかなあと思っていました。

それもふまえて、希望条件としては、

SIMフリー端末
・RAM 3 GB以上
・できればそれなりのプロセッサ
・電池持ちがいい
・カメラがそこそこ使える
・指紋センサーがある(起動が煩わしくない)
・10万円未満

あたりでした。
追加でおサイフケータイもあるといいなあとは思っていましたが、そこまでの優先順位ではありませんでした。

買い換え前の機種のスペックから考えると、3年ほど前のミドルスペックだったので、最新のミドルくらいを買えれば十分だろうという気持ちでした。


こんな感じで探していたところ、諸々の好みもあってPixel 3a(XLも可), ZenFone 5, 5Z, 6あたりかなあとなって迷いに迷った結果、発売時期と電池持ちと頭の悪いカメラに惹かれてZenFone 6にしました。
(アマゾンポイントが2万円分くらいあったのでどうせだったら使ってしまえと思ったのもあります。)

まあまあな額の散財をしてしまったので、今月は服を買いに行かないように自制しなければと思っております。


ZenFone 6のスペックは調べていただければわかりますが、ハイエンドといっても差し支えないレベルです。
ASUS公式サイト, ZenFone6
https://www.asus.com/jp/Phone/ZenFone-6-ZS630KL/

これが75000円くらいなので普通にコスパのいい機種と言えるでしょう(詳しくないので責任は持てませんが)。



以下、使ってみた感想です。


・端末はわりとでかい
6.4インチなのですが、ほぼベゼルレスなのでその割には端末は小さいです。
とはいえでかいものはでかいです。
わたしはそれなりに手がでかいので、ぎりぎり片手でも操作可能ですが、普通はたぶん無理です。

ですが片手モードなるものがあって、仮想的に画面を小さく表示させて操作することができます。
背面の指紋センサーで通知バーを引き下げたりもできるので、端末がでかいことに関して問題にならないようにソフト面でカバーされている印象があります。

画面は液晶ですが、高精細で表示はきれいで、発色等は可もなく不可もなくといったところでしょうか。


・フリップカメラがアホ
この機種のウリの一つはこのカメラだと思います。
ぱっと見ではインカメラがないのですが、インカメラボタンを押すとアウトカメラが起きあがってきてこちらを向きます(仲間にはならない)。
端末上部を軸にしてカメラが180度回転してきてこちらを向くのです。
男の子ってこういうが好きなんでしょう?感がしましたけど、やっぱり大好きです。
カメラが起きあがってくる効果音を設定できるところも大好きです。
会う人会う人に自慢してます。

また、任意の角度で止めることもできますのでローアングル撮影等も簡単にできますし、カメラ角度を動かしながら撮るとパノラマ写真になるモードもあります。

任意の角度にカメラを向けられる、ということろで一瞬よからぬことを思いついてしまったので、大丈夫なのかなあとは思います。

ちなみに顔認証は対応していますが、インカメラが起き上がるのに一秒くらいかかるので若干微妙かもしれません。

ちなみにカメラそのものはわりと優秀なんじゃないかと思います。
適当に撮ってもそれっぽくしてくれますし、夜景を撮るにしてもかなり強いです。
若干接写は弱いかもしれませんが、まあそんなもんでしょうというレベルです。


指紋認証って便利だなあ
ホームボタン、電源ボタン、背面等に指紋センサーがついている機種も増えてきましたが、やはり便利だなあと思いました。
少し触れたとおり、この機種は背面に指紋センサーがついているのですが、左手の人差し指を登録しておくと、端末を持てば起動するような感覚で使えます。
パターンを入力することがないだけでこんなに起動時間が違うだなんて、と思いました。
もう戻れないレベルです。


・何にせよサクサク動く
Qualcomm® Snapdragon™ 855を積んでいてRAMが6 GBですから、何をするにも余裕があります。
余裕の音だ、馬力が違いますよってやつです。

前機種はアマゾンのアプリがまともに動かなかったし、日経のアプリは起動に30秒以上かかるし、という有様だったので、こんなにすぐ立ち上がるものなのかと感動しております。

あまり処理の重いゲームはやらない(できなかった)のですが、比較的軽いゲームでも、そんな演出だったのねという再発見があったくらいです。
イヤホンジャックもあるし、通知をブロックしたり画面設定を一時的にロックしたりできるゲーム用のアプリがプリインストールされているので、ゲームをよくする人にとってはなかなか強い機種なのではないかと思います。


・ありえん電池持ち
5000 mAhは伊達じゃないです。
多分2日間充電しなくても過ごせます。
その上節電機能もモリモリついているので無駄に持ちます。
逆充電(つまり給電)機能もついているらしいです。

しかしデメリットとしては、端末がわりと重いことが挙げられます。
片手での操作は重さも相まって厳しい部分があるのは事実だと思います。


・スピーカーがわりと良い
ちゃんとステレオでスピーカーがついています。
わりと低音が鳴るのでびっくりしました。
確かその分防水性能は犠牲になっているのですが。

あとイコライザもついているのでイヤホンで聞くにしても音をいじれます。
電池持ちもいいしウォークマンいらなかったんじゃ…?と少し思わなくもないです。
ハイレゾ対応と謳ったイヤホンも同梱されているくらいなのでオーディオ関係に凝っているのは確かです。


・謎のボタンがわりと便利
スマートキーというものが端末右側面上部についているのですが、一度押し、二度押し、長押しに機能を割り振ることができます。
スクショと懐中電灯を割り振っていますがとても便利です。

あとこれに限らず設定項目やら拡張機能がめっちゃ多いです。
スリープ時の画面に特定の軌跡を描くと何かを起動させることができたり、OSの方での一時的な表示拡大ができたり、片手モードであったり、ソフト面でも充実していると思います。


ということでまだまだすべての機能を使いこなせているわけはではないのですが、とても楽しいZenFone 6の紹介でした。
読んでいただいて何となくおわかりかと思いますが、ガジェット好きに好まれるタイプの機種かなあと思います。

カメラの機構が壊れないことを祈りつつ大切に使っていこうと思います。