ぴろりのくせになまいきだ。

世間に平和はおとずれなぁい

わかった!(わかってない)

研究室にいた3年間で、少なからず触れてきた分野がありました。
一応専門分野と言っても差し支えない程度には理解していたつもりでした。

しかし場を新たにして改めてその分野に触れてみると、わたしがわかっていたのはその分野のほんの一部であることに気づいたのです。
勇者のくせになまいきだor2を初プレイしたときの「無印で攻略したのはこれだけだったんかーい!」というアレに近いです(わかる人はわかれ)。

これは一応専門分野と言っているのによろしくないと思いまして、基礎が書いてある本を改めて読んでみました。
読み進めていくうちに、基本すら間違って理解していると気づかされたのです。
専門分野と言ったのを撤回したい気持ちです。
「〇〇が専門だと言ったな」「ああそうだぴろり」「あれは嘘だ」ばりに撤回したいです。

わたしが理解していたのはあくまでその分野の一つのアプローチであり、本流ではなかったということでした。
今でも大事な考え方で有効なアプローチであるとは思っていますが。

しかしまだまだエンジニアとしてはひよっこ、そういうこともあるよなとちまちま勉強しています。
わかってきたかな?という段階は確かにわかってきているのでしょうけど、あくまで一つの側面でしかないんだなあと身にしみました。


心理学の用語でダニング=クルーガー効果というものがあるらしいです。
『能力の低い人物が自らの容姿や発言・行動などについて、実際よりも高い評価を行ってしまう優越の錯覚を生み出す認知バイアス』らしいです。(wikipediaより、2019年1月18日閲覧https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%EF%BC%9D%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%BC%E5%8A%B9%E6%9E%9C)

なかなか悲しい人間の性だなあと思います(こなみ)。

どの分野でもわかったつもりというのは往々にしてありそうなことなので、あーそーゆーことね完全に理解した(←わかってない)状態にならないようにしたいなあと思う次第です。
でもわからないなりに形にするのは、わかるためには大切なことだと思うので、チャレンジはしていこうと考えております。
人に聞かれたら「勉強中です!」という学問に対して真摯な姿勢で答えるようにしたいと思います。

さしあたって電子の気持ちがわかるようになるのが今後の目標です。